日本酒 灘五郷への誘い~宮水の街 西宮郷~
の灘五郷の続きです。
今回は灘五郷の中でも「西宮郷」にスポットを当てて、JR西宮駅から編集部で歩いてレポートしていきます!
西宮の酒造りの歴史とエリア
西宮の酒造りは室町時代から続く歴史のある産業です。
江戸時代に名水「宮水」を発見したことから酒造業は急速に発展し、明治時代には「灘五郷」のひとつに加えられることになりました。
阪神電車西宮駅の南方、国道43号線と海岸線の間に広がるエリアです。阪神電鉄でもJRでも西宮は大阪から特急で20分ほど。
西宮駅を出たら南の国道43号線を渡り、最初のスポットが「宮水発祥の地」そこから南側に密集している酒造の中で、見学や食事、買い物ができるスポットを紹介していきたいと思います。
日本盛 酒蔵通り煉瓦館
- 住所:〒662-0921 西宮市用海町4番28号
- 営業時間:10:00~21:30(最終入館時間:20:30)
- アクセス:JR西宮駅、阪神西宮駅から徒歩約15分
- 電話番号:0798-32-2525
- 定休日:
- 火曜日、12/31、1/1
- <レストラン>
- 営業時間:
- 月~金:11:30~14:00(L.O.) / 17:30~21:30(L.O.21:00)
- 土・日・祝:
- 11:30~14:30(L.O.) / 17:00~21:30(L.O.21:00)
- 電話番号:
- 0798-32-2555
- <ガラス工房>
- 営業時間:
- 10:00~19:00
- 電話番号:
- 0798-32-2556
- <売店>
- 営業時間:
- 10:00~19:00
煉瓦館の職員の方にお話を伺いました!
「本蔵直送原酒などの試飲について」
日本酒はもともと発酵の進み具合によって、発酵タンクごとに味わいが微妙に異なってきます。
それをいつも同じ味わいになるように、最終段階で調合してから市場に出荷します。
この本蔵直送原酒はその調整をする前のお酒です。
アルコール度数も20%前後と高く、また熱処理もしていないので冷蔵保存しなければなりません。
蔵元に隣接する煉瓦館ならではの、原酒や様々な日本酒をお楽しみいただけます。
また隣にはお酒を楽しむためのガラス酒器を作るガラス工房があります。
高価な薄いグラスやオリジナルの食器やアクセサリーも販売しています。
ビックリ!獺祭のお酒がありました!
旭酒造(獺祭)の社長が、日本盛で3年働かれていたのがご縁で、獺祭 特約店となったそうです。
有名なだけではない!美味しさの研究と歴史の詰まったお酒が、灘五郷で買えたり試飲できるのは嬉しい事です。
皆様も酒蔵巡りのスタートは日本盛 酒蔵通り煉瓦館から!いってらっしゃい!