高野山上の紅葉は例年10月20日頃から11月10日頃が見頃です。
壇上伽藍の蛇腹路が一番の見どころで、奥之院や各宿坊寺院の境内で色づく紅葉も見ごたえあります。
10月中旬より高野龍神スカイライン護摩壇山周辺ではブナやミズナラなどが黄葉します。
やはり下界よりも少し気温が低いようですね。山道の車の運転にはお気を付けくださいませ。
山内には総本堂となる金堂がある他、117カ寺が点在し、そのうちの51カ寺は宿坊です。
先述の通り、紅葉の見ごろの、例年10月下旬から11月上旬頃になると、金剛峯寺から壇上伽藍に通じる蛇腹路(じゃばらみち)では紅葉のトンネルが現れくぐり抜けることができる。
蛇腹路では10月上旬(予定)から11月中旬頃まで17:30から紅葉のライトアップも実施予定です。
高野山の素晴らしさ
明治以前は高野山全体を総本山金剛峯寺といい「一山境内地」とされていました。
山内は「奥之院」と「壇上伽藍」を二大聖地とし、今も人々の信仰を集めています。
奥之院には、墓石群のほか慰霊碑や供養塔なども数多くあり、民族や宗教の違いに関わらず全てを受け入れる寛容さは、
高野山が1200年継承してきた精神であり、その魅力となっています。
紅葉の情報について。
高野山盆地の東側に位置する奥の院(おくのいん)
弘法大師が御入定されている聖地であるため、高野山信仰の中心地となっています。
一の橋から弘法大師御廟までの約2kmの参道には背の高い杉の木がそびえ、数多くの墓石や慰霊碑が並んでいます。
高野山の奥の院に紅葉シーズンが訪れると、御廟までの参道途中にある英霊殿あたりの紅葉が見られます。
このあたりの紅葉はとても発色が良く色鮮やかです。奥の院御供所のそばにも紅葉木がございます。
奥の院御供所のそばには、地藏菩薩や観音菩薩などの水向け地蔵が並んでおり、このお地蔵さんに水を手向けることによって御先祖の冥福を祈ります。
高野山奥の院の紅葉見頃は例年10月下旬~11月初旬です。
11月上旬ごろになれば散り紅葉を楽しめると思います。
また高野山全域、金剛峯寺、壇上伽藍、根本大塔、蓮池、大門、霊宝館、宝寿院、西南院、女人堂なども
高野山を代表する紅葉スポットなので是非ご参拝くださいませ。
交通案内
電車
大阪難波駅より南海電鉄高野線特急「こうや」で高野山まで1時間20分、急行で1時間40分
車
京奈和自動車道・紀北かつらぎICからR480経由で約40分
駐車場
普通車111台(無料)、バス6台(無料)(金剛峯寺前駐車場及び金剛峯寺前第2駐車場合計数)
周辺の観光施設
総本山金剛峯寺、壇上伽藍、奥之院