兼六園の四季物語~冬の段~(金沢城・兼六園ライトアップ)
近年の暖冬と云えど、やはり京都からサンダーバードで向かった北陸金沢の冬は凍てつくような寒さです。
まずは編集部で日本酒で身体を温める!!
いつもの恒例行事で夜のライトアップの金沢兼六園に備えます。
金沢地酒蔵で日本酒堪能!
金沢駅の駅中で日本酒利き酒ができるのが電車の旅の良いところです。
皆様、もし金沢駅に行くことがあったら、ぜひ駅構内にある「百番街」の地酒バー「金沢地酒蔵」がおススメです。
「金沢地酒蔵」では、石川県内のお酒を飲み比べすることができます。
手頃な価格で気になる銘柄の飲み比べができるので、お酒が好きな人は必見のスポット!今回は実際に日本酒試飲機!で試飲をしてみました。
試飲機には10種類の銘柄がセットされており、100円または300円で試飲することができます。こちらは開店から利用できるので、朝でも飲むことができます。
この日試飲したのは「中村酒造 純米吟醸」美しい香りが特徴的で、口に入れると甘いお米の香りが口いっぱいに広がります。一方で、しっかり辛さもあるので重たい感じはしません。
幼いころガチャガチャで遊んだようなドキドキ感もあり、身体がポカポカ温まります。
そして!いざ!兼六園へ!
加賀百万石の文化を映す、歴史的文化遺産
水戸偕楽園(かいらくえん)、岡山後楽園(こうらくえん)とならぶ日本三名園の一つ、兼六園。
兼六園は江戸時代の代表的な大名庭園として、加賀歴代藩主により、長い歳月をかけて形づくられてきました。
金沢市の中心部に位置し、四季折々の美しさを楽しめる庭園として、多くの県民や世界各国の観光客に親しまれています。
広大な土地に、池、築山、御亭を配置した、廻遊式の庭園
兼六園は、「廻遊式」の要素を取り入れながら、様々な時代の庭園手法をも駆使して総合的につくられた庭です。
廻遊式とは、寺の方丈や御殿の書院から見て楽しむ座観式の庭園ではなく、土地の広さを最大に活かして、庭のなかに大きな池を穿ち、築山(つきやま)を築き、御亭(おちん)や茶屋を点在させ、それらに立ち寄りながら全体を遊覧できる庭園です。
いくつもの池と、それを結ぶ曲水があり、掘りあげた土で山を築き、多彩な樹木を植栽しているので「築山・林泉・廻遊式庭園」とも言われています。
兼六園で期間限定の無料開放のライトアップとアクセス!
兼六園を夜間無料開放し、金沢城公園と兼六園で期間限定のライトアップを行います。丁度夜19時頃にふぶいてきました。
めちゃめちゃ幻想的な雪と共に、地元の人々の知恵の象徴、雪吊りの世界を存分に楽しめました。
アクセス
住所【〒920-0936 石川県金沢市兼六町1】
公共機関では、【城下まち金沢周遊バス・兼六園シャトル・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「兼六園下・金沢城」バス停から徒歩約3分・金沢ふらっとバス材木ルート「兼六園下」バス停から徒歩約3分】
お車では【金沢駅から約10分。金沢東IC・金沢森本ICから約20分】