奈良県桜井市「大神神社」~おおみわじんじゃ~へ参りました。
奈良県桜井市に在る、三輪山をご神体とする「大神(おおみわ)神社」は、日本最古の神社の一つです。古代の信仰の形を今に残す貴重な神社です。
国造りの神様として、産業、 方除(ほうよけ)、治病、造酒、製薬、交通など、人間の生活全般の守護神として信仰され、強力なパワースポットとして知られています。
縁結びにもご利益があるといわれ、昨今では女性の参拝客も増加中だそうです!参道を歩くと、大神神社で和婚が行われていることもうかがえます。
原始からの人々の信仰
大神神社は、『古事記』や『日本書紀』に記される日本最古の神社。出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の前に現れた大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が、三輪山に祀ることを望まれ、鎮まられたそうです。
ご祭神がお山に鎮まっていることから、本殿を設けず、古代より人々は三輪山に直接、祈りを捧げてきました。神社の「社殿」というものができる前から信仰されてきた大神神社では、その原初の神祀りの様を今に伝えています。
アクセスについて
京都からだと、近鉄京都駅~(橿原神宮前行き特急・急行)~近鉄大和八木駅~(近鉄大阪線)~近鉄桜井駅(桜井駅からはJR線で隣の三輪駅へ・または路線バス利用)
運賃:960円(京都~大和八木間特急利用の場合プラス900円) 所要時間:約1時間15分~ ※JR三輪駅までの場合
大阪からだと近鉄大阪難波駅~近鉄上本町駅もしくは鶴橋駅~近鉄桜井駅(桜井駅からはJR線で隣の三輪駅へ・または路線バス利用)
運賃:800円 所要時間:約55分~ ※JR三輪駅までの場合
・なんばエリアからの場合は、JR難波駅ではなく近鉄大阪難波駅から桜井駅へアクセスするルートがかなり安くなっており、時間面でも最速ルートになる場合が多くなっています。
・京都駅からの場合は、JR線ではなく近鉄線で桜井駅まで行くルートがお得でスピーディになっています。
奈良市内からだと大神神社の最寄り駅であるJR三輪駅までは、JR奈良駅から約30分。そこから徒歩5分ほどで、二の鳥居に到着します。
私たちが大神神社で参拝した神様
拝殿
国重要文化財。寛文4年(1664)徳川家綱公により再建されました。当神社は三輪山をご神体とするために本殿がなく、拝殿を通して三輪山を拝む原初の神まつりの姿を留めています。
夫婦岩
神の鎮まる磐座(いわくら)一つ。三輪の神と人間の女性の恋物語を伝える、二つの岩が夫婦のように寄り添う。縁結び・夫婦円満のご利益があります。
久延彦神社 (くえひこじんじゃ)
久延毘古命は『古事記』に世の中の事をことごとく知っている智恵の神様と記されています。受験合格・学業向上の霊験あらたかです。
狭井神社
三輪の神様の荒魂(あらみたま)をまつる神社。力強いご神威から病気平癒の神様として信仰が厚いです。4月18日の鎮花祭上古からの由緒をもち、薬まつりとして知られています。
素晴らしいパワースポット。神様に祈りを捧げ、自分自身と向き合い、2020年も素晴らしい一年にしましょう!
いってらっしゃい!