柳谷観音は、眼病平癒の祈願所として、平安時代より天皇家公家を初めとする眼病に悩む人々に信仰されてきました。
京都の西の清水とも謳われた柳谷観音には天皇家ゆかりの歴史ある品も多く、境内の諸堂を巡っていただくことでたくさんのご利益をいただくことができる珍しいお寺です。
あじさいや紅葉の隠れた名所としても人気があり(心で観じる)という事を大切に、季節ごとに五感を満たすイベントも多数開催されています。僕の地元の大山崎町からも、山道を登れば近く、車で20分ほどの道のりです。
※車で柳谷観音に向かわれる場合、道のりは、長岡京市内から約15分山道なので、対向車に思いやりの気持ちで安全に参拝されることを願っています。

長岡の秘境 願いを立てる寺 柳谷観音 境内一面に広がる美しい秋の風物詩


本堂の左手へ進むと、独鈷水(おこうずい)がございます。
独鈷水(おこうずい)は、811 年弘法大師「空海」が眼病に悩む人々のために霊水にされた、霊験あらたかなる湧き水です。今も眼病平癒の霊水として信仰を集めています。
信者の方々によって歴史が紡がれてきた柳谷観音。当山は古来から続く祈りの聖地として、多くの人々の願いを叶えてきました。
代々伝わる伝統行事や歴史的に価値のある重要文化財。
桜やあじさい、紅葉と四季折々に移り変わる美しい景色など、みどころも多くあります。ここでは悩みや不安を観音様にお預けし、心の眼で観じながらお巡りください。
柳谷観音紅葉ウィーク2022 11/12(土)~12/4(日)開催
秋を彩る柳谷観音の風物詩「柳谷観音 紅葉ウィーク」が今年も開催されます。
上書院特別公開の他、限定御朱印授与も行います。Instagramや雑誌で話題の「花手水」や、揚谷寺の宝庫特別公開もご覧いただけます。
当山は境内がとても広く高低差があり、もみじも場所によって見頃が違うのでいつお参りに来られてもどこかの場所が綺麗に色づいているのが特徴です。
アクセスが少し不便なため京都市内のように混みあっておらず、ゆっくりとお参りや紅葉をお楽しみいただけます。
戦前に古都百庭として選ばれた名勝庭園(浄⼟苑)が眺められる上書院の特別公開もお楽しみください。
歴史ある柳谷観音で、深まる秋と美しい日本の文化・芸術をご堪能ください。
◆開催期間
・11/12(土)~12/4(日) 9時~16時半(17時 完全閉門)
◆拝観料 700円
・上書院拝観料 別途 800円
◆花手水まつり
・各所花手水も行います。最新情報は各SNSでご確認ください。
◆寺宝庫 「謎の生物のミイラ」特別公開 (9時~16時)
◆上書院特別公開(15時まで) ※事前予約制
◆紅葉ウイーク限定御朱印(書置きのみ)
◆ライトアップ 11/23(水)、26(土)、11/30(水)、12/3(土)
その他詳細が決まり次第随時ホームページにアップ致します。
眼の観音様 柳谷観音 揚谷寺のホームぺージ
