大阪

自然への感謝の心。風鈴に癒される~♪【水無瀬神宮参拝】♡

天王山の麓、北摂の住宅街の中に鎮守の杜に囲まれた水無瀬神宮。
自然の恵みを感じること、それは「あたりまえ」への感謝の心。あたりまえなことはこの世にありません。

この地の恵まれた気候や、四季の移り変わりを感じ自然の恵み、命の源、水への感謝の心を感じる時間が流れます。

御祭神

第八十二代天皇 後鳥羽天皇
第八十三代天皇 土御門天皇
第八十四代天皇 順徳天皇

水無瀬神社の御由緒と御神徳

水無瀬神社は鎌倉時代、時の流れに翻弄され遠く都を離れた隠岐、佐渡、阿波でお隠れになられた三天皇の御霊を弔うために後鳥羽天皇縁の水無瀬の地に建立されました。

水無瀬の地は、後鳥羽天皇が都から足繁く通われ「わがふるさと」と思し召された水無瀬の離宮跡であり「後鳥羽天皇御手印置文」によると、隠岐での19年の年月を過ごされていてもなお忘れることのできない思い出深い土地であります。

この水無瀬は都から近く、淀川を利用して船の便もあり、桜、山吹、菊なども多く、また木津、宇治、桂の三川の合流点、しかも両岸に小高い山々が迫り、眺望が非常に美しい土地であります。

多くの歌や文学も生まれ後鳥羽天皇の命により編纂された勅撰和歌集「新古今和歌集」は有名です。

後鳥羽天皇は生前、多芸多能、文武両道にすぐれた才能を発揮されましたので、朝廷、武家からも崇敬され現在も学問、スポーツの神として崇められております。また、正平二年(1347年5月)には、足利直義(尊氏の弟)夫人の安産祈祷を行い無事男児をもうけており、それにより今でも安産祈願の申し込みは多く、社頭で腹帯の授与もされております。

「後鳥羽天皇御手印置文」
隠岐で19年お過ごしの後鳥羽天皇60歳の春、ご自身の余命も長くないと覚悟され御自身の両手に朱印を付けしたためられた。これを書かれて2週間後にお隠れになられた天皇の御意志である「我後生を返々とぶらふべし」との一文により、御御霊をこの水無瀬の地にお遷ししてお祀り申し上げた当宮の起源となる宝物であります。

御社殿

入母屋造、銅板葺(元檜皮葺)桁行(けたゆき)3 間、梁間(はりま) 2 間の社殿で、 明正天皇(めいしょうてんのう)の 内侍所(三種の神器の一つである八咫鏡を安置したところ)を移築したものと伝えられています。

内部は内陣と外陣に区画され、敷地は三方に瓦葺きの築地塀(ついじべい)五条が巡らされ、背面の中央に門、社殿の周囲に雨落溝(あまおちみぞ)が配され、

本殿はその中央の亀腹基壇(かめばらきだん)の上に据えられた土台の上に建築されています。
簡素ながら風格のある意匠を備える社殿で、江戸前期にさかのぼる宮殿建築に由来する建物です。

神門

参道の突き当たりに構えた門で、控え柱を設けた薬医門(やくいもん)形式、屋根は切妻造(きりつまづくり)、本瓦葺き(ほんかわらぶき)、軒は一軒の疎(まば)ら割りです。

本柱の挿肘木 (さしひじき)の方斗(ほうと)で支持された男梁(おばり)が軒桁(のきげた)を支持しています。
小屋組(こやぐみ)は、男梁の上に立てられた撥束(ばちづか)に実肘木(さねひじき)を設けて棟を支え、妻には梅鉢懸魚(うめばちげぎょ)が施されて、
扉は観音開きの板唐戸(いたからと)です。
門の両脇に築地塀を備え、本殿と同様江戸前期にさかのぼる離宮跡地に相応しい格式を示すものです。

入口南側の柱には石川五右衛門が改心の証としてつけたと伝わる手形が残っています。(感動しました!!)

手水舎 離宮の水

神門の北寄りに位置し、屋根は入母屋造(いりもやづくり)、桟瓦葺(さんがわらぶき)、妻面には木連格子(きつれごうし)、梅鉢懸魚(うめばちげぎょ)が施されています。
大正期に建てられたもので、石鉢の正面に「奉納盥漱」(ほうのうかんそう)、側面に「構社」(こうしゃ)と刻まれています。

この水が 昭和 60 年に大阪府内で唯一 、環境庁(現・環境省)選定の「全国名水百選」に選ばれ ました 。
水無瀬神宮の境内にある水汲み場には、連日早朝から多くのかたたちが取水に訪れております。

現在でもアトピー性皮膚炎がよくなったなど体の調子がよくなるとの声は絶えず、多くの方に愛され保存活動も活発に行われています。

「招福(しょうふく)の風」7月1日(金)~9月9日(金)

本堂前の風鈴通り抜けれます。一番の見どころは、本堂前に設置される「風鈴の通り抜け」

最も多くの風鈴が吊るされ、最も人が集まる風鈴棚です。

人がかがまずに風鈴の下を通り抜けられるほど、高い位置に風鈴が飾られており、カッコいいカメラ姿で、風鈴の下で記念撮影したり、
風鈴の音色を楽しんだりと、たくさんの人たちが、思い思いの方法で、風鈴を楽しんでいます。

また、境内には「風鈴の通り抜け」以外にも風鈴が飾られています。

風鈴の音色は人の心を癒す力があります。心が懐かしい気持ちで満たされます。

是非!皆様のお仕事を取材させてください!ブログ記事書きます!

  • この記事を書いた人

daisuke

国内外の旅行やグルメ好きの編集部の日常です。日本各地の秘境の美しさやお役立ち情報、そして絶品グルメを紹介! 編集長のだいすけは、Webマーケター・ブロガー・ドラマーです。 趣味はバンド・海釣り・どんこ釣りです。

-大阪
-, , , , ,