京都

2022年8月16日【五山の送り火】大文字焼きの日程や穴場スポット。

お盆の伝統行事が3年ぶりに通常開催『五山送り火2022』/京都市内各所

2022年8月16日(火)の20時から、京都市各所の山で五山送り火が執り行われます。まだまだ蒸し暑い季節ですが、朝夕、吹く風に秋の気配が感じられ、ゆく夏を惜しむ頃、五山の送り火が京の夜空に浮かびあがります。

この送り火には盆に我が家に戻ってきた先祖の精霊が、再び冥府に帰るのを送るという意味があります。

送り火で点火する護摩木に、名前などを書いて納めると厄除けに、また盃に送り火を映して飲むと中風にならないとも言われています。

新型コロナの影響による縮小開催が続き、3年ぶりの全面点火です。当日は大文字から5分間隔で妙法、船形、左大文字、鳥居形の順に火が灯されます。

あの世から帰ってきた霊を再び送り出す、お盆の伝統行事。どこから見ようかな…と楽しみながら、ご先祖様に思いを馳せましょう!

【五山の送りMAPを作成しました!】※赤いピンが点火する山々です。

「大文字」東山如意ヶ嶽 20:00点火
「妙」松ヶ崎西山(万灯籠山)・「法」松ヶ崎東山(大黒天山)20:05点火
「船形」西賀茂船山20:10点火
「左大文字」大北山大文字山20:15点火 
「鳥居形」嵯峨鳥居本曼荼羅山20:20点火

月齢は18.7で丸い月。ただし月の出は21時半過ぎなので、送り火と同時には見ることはできません。

京都市を囲む山々に炎の「大」「大」「妙・法」の文字と「鳥居」「船」の形が次々に浮かび上がります。
その炎で、お精霊(しょらい)さんと呼ばれる死者の霊をあの世へ送り届けるとされています。 平成から令和になってもその伝統は変わることがありません。

五山の送り火の見物客は平日でも10万人を超えるといわれ、京都の町中は人であふれます。
なんとなく出かけても移動もたいへんですし、なかなかいい鑑賞スポットは見つからないし、なんといっても火が灯るのはたった1時間にも満たないので、十分な下調べは肝心です。
最近は雨が降ることも多いので、お天気も調べるほうがいいです。

【護摩木受付場所】

銀閣寺門前(京都市左京区)、西方寺門前(京都市北区)、金閣寺門前(京都市北区)、八体地蔵付近(京都市右京区)(予定)

五山の送り火穴場スポット

☆全体的には、京都府向日市の回生病院・京都大学桂坂キャンパス

☆大文字焼きは、京都市左京区大文字山 穴場は京都大学正門付近・イオン京都五条

☆妙法は京都市左京区松ヶ崎西山と東山 穴場はノートルダム女学院近くの北山通り

☆船型は京都市北区西加茂船山 穴場は上賀茂橋

☆鳥居型は京都市右京区嵯峨鳥居本曼荼羅山 穴場は嵐山の渡月橋

交通規制もあると思います。交通事故などにも気をつけて、ご先祖様をお送りいたしましょう。

是非!皆様のお仕事を取材させてください!ブログ記事書きます!

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daisuke

国内外の旅行やグルメ好きの編集部の日常です。日本各地の秘境の美しさやお役立ち情報、そして絶品グルメを紹介! 編集長のだいすけは、Webマーケター・ブロガー・ドラマーです。 趣味はバンド・海釣り・どんこ釣りです。

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