城崎温泉とは!
2020年は、城崎温泉が開湯1300年を迎える記念すべき年です。
717年に城崎へ来た僧侶の道智上人(どうちしょうにん)が、難病の人々を救う為に、当所鎮守・四所明神の神託により千日間の修行を行った末、 720年に温泉が湧出し城崎温泉が開かれました。
そして道智上人はその後、大和(奈良)の長谷寺の観音さまと同木同作の由緒正しき観音像を得て、温泉寺を開創しました。
それ以来、城崎は温泉のまちとして、奈良時代から人々に愛され続けてきました。
まるで大昔にタイムスリップしたかのようなまち並みを残し「まち全体が大きな温泉宿」の精神で、今もなお多くの方が訪れる日本の温泉街。
平成25年2⽉には、城崎温泉が旅⾏ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン(改訂第3版)」で⼆つ星(★★)を獲得!!!
環境省と観光庁が後援する「温泉総選挙2016 インバウンド部門」でも、堂々の第一位に輝き、国内のみならず海外からも歴史ある魅力的な温泉として世界に評価されています。
城崎温泉の外湯
城崎温泉といえば外湯めぐり。
旅館の中にあるお風呂のことを「内湯」、外にある共同浴場のことを「外湯」と言います。
道智上人が一千日祈願して湧き出した「まんだら湯」で、これが城崎温泉のはじまりです。
城崎に住む人々にとって、7つの外湯は自宅のお風呂のようなもの。
道智上人が城崎温泉を開湯してから1300年。
外湯めぐりに出かける前に外湯の魅力をお伝えしていきます。
7つの外湯は、近接していてもその趣は全く異なります。
それぞれ温泉ができた時期も、建物も、お湯の温度も違い、どの温泉にも個性があります。
城崎の地元の人々も、日常的に利用しています。
地元の人々と一緒に湯船に浸かれば、城崎の裏話や穴場スポットなどこっそり教えてもらえるかもしれません。
天下一と推奨された「一の湯」や滝の音に満ちた「さとの湯」など、7つの外湯はどれも個性的。すべて巡れば、イッツ・マイ・ベスト外湯がきっと見つかるはず。
与謝野晶子の歌の刻まれた石碑のある足湯もあります。
真冬でも足湯につかるだけで体の芯から温まります。