日本の上海ガニ!モクズガニを兵庫県でも発見!
モクズガニは日本の河川に生息する大型のカニ。 ハサミに生えた毛が特徴です。
非常に美味しいカニとして有名で、モズクガニ料理を専門に出すお店もあるほどです。
あの高級食材「上海ガニ」と同属異種。実は知る人ぞ知る超美味なカニ。 外国産ではない最上川水系の清流育ちのモクズガニが秘かに人気です!
地元京都でも発見しましたが、今年は兵庫県でも発見しました!
モクズガニは、日本全域のきれいな清流に生息している蟹で、ハサミに藻屑(もくず)のような毛がびっしり生えているのが特徴です。
知る人ぞ知るその味は格別で、特にカニミソは凝縮された旨みで、まるでウニのような濃厚な味です。
※調理時は寄生虫に注意して、殺菌調理してください。
京都のモクズガニ情報もぜひぜひみてくださいませ~!
モクズガニが一番おいしい季節は?
モクズガニが一番おいしいとされる季節は晩秋。
漁業者によって漁がおこなわれるのは9月後半~11月がほとんどです。産卵前に内子をもったメスは美味しいとされています。
これが時期が遅れると外子(尻蓋に抱卵する)となり食味は悪くなります。
オスは味噌や肉を楽しむが、これも晩秋から初冬が旬です。
モクズガニは基本的に河川の上流域・中流域に生息しているが、9月以降になると産卵のために河口にあつまる習性がある。
卵の孵化と幼体の成長に海水やプランクトン類が必要なのだろう。
モクズガニのとり方いろいろ!※川の流れや川底で滑ることに充分気をつけてください。
手づかみする(手づかみ・トング)
釣り針で釣る
蟹網をつかう
蟹籠を使う
たも網ですくう
昼間にモクズガニをつかまえる場合は、比較的川幅が狭い河川の中・上流域の大き目の底石をひっくりかえしたり、岩と岩の間に棲息しています。
また岸際の植物の根やエグレ部分に隠れていることもあります。
大河川はポイントが絞りにくいため、小規模河川で岸際を集中的に探し歩く方がモクズガニの隠れ処を狙いやすいです。
山合いの清流にも生息しています。
モクズガニを捕獲する際に両爪や脚をつかむと自切する可能性が高まるので、トングやアミでつかまえるのが一番おススメです!
挟まれると怪我しますので、ご注意ください。
モクズガニ獲りで一番効率的なのは蟹カゴです。
カゴのなかに、魚のアラ(スーパーのセールのアジ・サンマ・サバなど)を入れて一晩流れないようにつけておきます。
地域によりますが、晩秋の河口域であれば、条件がよければ一回で数十杯とれることもあります。
しかし!この蟹籠自体は漁業権が設定されている場所では、漁具扱いされていて、だいたいルールに抵触するので、必ず地域の漁業組合の許可が必要。
また漁業権の有無にかかわらず、都道府県ごとの内水面・海面漁業調整規則に抵触することがあります。こちらも必ず確認してください。