コスパ最高!福井県小浜市に絶品海鮮丼を食べに来た。
いざ海の幸の国「福井県」へ!
今回は関西探検隊編集部で滋賀県の湖西の高島市経由で鯖街道を経由し向かいます。福井県は北陸地方なので、番外編ですね!
「鯖街道」とは??
鯖街道」とは、誰が名づけたかわからないのですが、そのものずばりの呼び方です。
小浜に伝わる古い文書で『市場仲買い文書』というのがあり、その中に「生鯖塩して荷い、京へ行き任る」という文章があります。
若狭から運ばれた鯖が、京の都へつく頃には丁度よい塩加減になったという意味ですが、いまも京の食文化の中に若狭の魚が生きているようです。
しかし、若狭から運ばれたものは鯖だけでなく、いろいろな海産物や文化が運ばれ、そして京からも雅やかな文化や工芸品などが小浜に入ってきました。
「鯖街道」という名前は、小浜から運ばれた代表的なものが鯖であったという事のようです。
福井県小浜市到着!
滋賀県の近江今津駅から車で45分ほどですね。
福井県は山もたくさんありますが、日本海側に面しているので、新鮮な海の幸も味わうことができるのが福井の魅力です。
福井県では、定置網漁業、底びき網漁業、刺網漁業、釣り漁業、かご漁業、
採貝・採藻漁業などが行われています。
漁獲量は、定置網漁業が最も多く、次いで底びき網漁業、その他の順となっています。
また、小浜や敦賀など嶺南地域では、リアス式海岸を利用した養殖業も盛んに行われています。
今回は、海に面しており、美味しいお魚を食べられるお店がたくさんある小浜市に行ってきました。
そんな福井でお魚を食べるなら、お刺身やお寿司もいいですが、お昼はリーズナブル、なのにコスパ最高!たくさんの種類の魚介類が楽しめる定食や海鮮丼が魅力的ですよね。
「小浜の海鮮丼はかねまつ」
やってきたのは「かねまつ」という魚屋さんが運営されるお店。
小浜駅からまっすぐ歩いて10分ほどの場所にあるため、車がない方でも行きやすいです。車の方は、お会計の時にチケットをもらうことができるので、近くの有料駐車場に止めればOKですが、実はお店のビルの裏にも専用駐車場があります。
お店は2階にあります。
食屋さんのような、お寿司屋さんのような、はたまた市場のようなかねまつの雰囲気にロマンティックが止まらない!
早速メニューを開くと、
上記の写真にはありませんが、この時期の、お店の方のおすすめは
・甘鯛定食
・てんはま丼(カニ身、ぶつ切りのお刺身、イカ、ウニ、イクラ、甘エビ、あら汁)
・かねまつ丼(ぶつ切りのお刺身、イカ、ウニ、イクラ、甘エビ、あら汁)
・特丼(ぶつ切りのお刺身、イカ、ウニ、イクラ、あら汁)
この辺りの海(若狭湾)で獲れる甘鯛は「若狭ぐじ」と呼ばれる、和食の最高級食材なんです。
若狭ぐじは昔から鯖や若狭がれいと共に、先述の鯖街道を通って京都へ運ばれていました。京都ではこういった魚を「若狭もの」と呼び、京料理には欠かすことができない食材とされています。
若狭ぐじは暖流と寒流が交わる若狭湾でその身がもまれ、また餌も良質であるため、脂が乗った大きな身となるそうです。
かねまつ丼をチョイス!
あら汁はお替り自由です。
口の中に広がる芳醇な福井の海!
このお料理の中に福井県が詰まっています。
皆様是非福井県へ!