日本屈指の聖域 真名井神社へ行ってきた。
元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)の奥宮 真名井神社(まないじんじゃ)は、本殿の後ろに約2,500年前の古代の祭祀場が残っている日本最古の聖域です。
社殿の裏の磐座(いわくら)には豊受大神(とようけおおかみ)や天照大神(あまてらすおおかみ)など神格が高い神様が祀られているだけでなく、紀元前の時代から大切にされてきた「天の真名井の水(あめのまないのみず)」を頂くことができます。
※非公開の場所の為、本殿に参拝した際に横から少し見えます。
真名井神社は日本最古の聖域というだけあり、遊びで行くような神社ではありません。地元の天橋立観光協会では「不純な気持ちでの参拝はお控えください」と注意書きがあるほどです。
お心静かに、神様への感謝の気持ちを持って礼儀正しく参拝しましょう。
真名井神社の御利益
元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)の奥宮真名井神社の御神徳はこちらです。
- 五穀豊穣
- 衣食住守護
- 諸業繁栄
真名井神社の御祭神は食物を司る神様の豊受大神(とようけおおかみ)です。
五穀豊穣や衣食住に関わる諸産業の繁栄などが主なご利益になりますが、実際にはあらゆる願い事を守り育ててくれるご利益があります。
豊受大神は天照大神(あまてらすおおかみ)の御饌(みけ)を調達する神様なので、他の神々を守り育てる存在です。
御饌とは神様にお供えする食べ物です。
また、五穀豊穣の御神徳からもわかるように豊受大神は稲穂を実らせる水の神様でもあります。
春に天の真名井の水(あめのまないのみず)で満たされた田んぼに植えた早苗は、夏に太陽の光を浴びて大きく育ち、秋には黄金色の稲穂を実らせ、
私たちはそれを豊かに受け取ることができます。
他の神々、そして生命を守り育てる水のエネルギーで、私たちの願い事も豊かに守り育ててくれます。
天の真名井は清浄な水に付けられる最大級の敬称
天の真名井の水は授与品ではなく無料で汲むことができるので、参拝する際に、飲ませていただく分だけいただけます。
使い方としては、「そのまま飲む」「お風呂に入れる」がおすすめです。
そのまま飲めば自身を清めることができますし、お風呂におちょこ一杯分ほど天の真名井の水を入れてから入浴すると禊の効果があります。
また、天の真名井の水は古来より護符を書くための水としても使われてきました。
「天の真名井の水で墨を磨る」護符を書いたりする方は天の真名井の水を使って護符を作ってみてください。
なお、社伝によるとこの水は籠神社海部家三代目の天村雲命(あめのむらくものみこと)が神々が使われる「天の眞名井の水」を黄金の鉢に入れ、天上より持ち降った御神水と伝わっています。
奥宮 眞名井神社|丹後一宮 元伊勢 籠神社(このじんじゃ) 奥宮 真名井神社(まないじんじゃ) (motoise.jp)
前回の元伊勢籠神社へ参拝させて頂いた記事です。ぜひご一読くださいませ。
天橋立の元伊勢「籠神社」と奥宮「真名井神社」へ参拝。 - 関西の秘境と絶品グルメ探検隊 (daichan2.com)